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にしん
「にしん」は、春、産卵のために北海道沿岸に現れる事から別名「春告魚(はるつげ
うお)」と呼ばれ、かつては北海道の沿岸で大量に獲れたのであります。最盛期(昭和
30年以前)には、にしん漁で財を成した漁師による「にしん御殿」が建てられるほどで
あったのですが、乱獲の影響もあってそれ以降の漁獲高は激減していったのです・・・
それどころか、一時はまったく獲れなくなった時期があり、今ではロシアやカナダから
の輸入品が大半を占めるようになっています。
激減の原因として乱獲は勿論ありますが、海流あるいは海水温の変化、森林破壊など
の説もあります。激減以降は稚魚の放流などの資源回復の試みがなされ、最近になって
水揚量が徐々に増加しつつあります。
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水揚げ量の増加に伴って釣り人にも嬉しい事に・・・留萌とか小樽の漁港で小にしん
と呼ばれる15cmから20cm弱の小型のにしんが釣れる様になりました。
まだまだ「数の子」の入った抱卵物を釣るのは難しいと思いますが・・・家族でも安全
に楽しめる、サビキで釣れる事を喜びたいですね!
本来、回遊魚で北太平洋に分布して、30〜35cm位にまで成長します。
産卵期の春から初夏にかけてが脂がのっていて旨いのですが、私には「身欠きにしん」
の存在の方が大きいのであります!
まだ、冷凍、冷蔵技術や輸送の発達がしていなかった時代に「身欠きにしん」は山間地
では重要な食材だったらしいのです。
内陸に生活する人達が「身欠きにしん」を考案しなかったら、私の大好物でもあります
「にしん蕎麦」は生まれてこなかったのかも・・・
あ〜食べたくなってきた・・・
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と言うことで・・・
にしん料理レシピ
にしん蕎麦
※用意する物(我が家4人前)
魚 ・ 身欠きにしん(完全に乾いた物) 10本位(多めに作っておきます)
調味料 ・ しょうゆ 180〜200ml みりん 30ml
砂糖 100g〜150g
(私は使ってないが黒糖だともっと美味しくなるらしい・・・)
酒 100〜150ml
その他 ・ 番茶 適当 米のとぎ汁
「にしん蕎麦」は蕎麦の美味い、不味いも当然ありますが、やはり「にしん」の味に
かかっています。「身欠きにしん」の煮物(甘露煮?)
そこで、聞き覚えではありますが「身欠きにしんの甘煮」を一緒に作りましょう!
我ながら「美味!」だと思います・・・
1.大き目のタッパーウェアに「身欠きにしん」を入れて米のとぎ汁で完全ににしん
が埋まる様にして浸けます。こうすることで、にしんが柔らかくなります。
米のとぎ汁を毎日取り替えながら冷蔵庫で2〜3日浸けます。
2.タッパーから取り出した身欠きにしんの頭、ヒレ、ウロコを取って洗います。
3.2.0リットル位の水で番茶を作り、冷ましておきます。
4.鍋に身欠きにしんを並べ、冷めた番茶を注ぎ、沸騰したら弱火にして2〜3時間
あくを取りながら茹でて、そのまま自然に冷まします。
5.冷めたら、茹でた身欠きにしんをお皿に並べて、蒸し器で30分程蒸します。
6.1.0リットル位の水でダシ汁(昆布味)を作り、火にかけてダシが沸騰したら
しょうゆ、みりん、砂糖、酒を入れて煮汁を作っておきます。
7.蒸した身欠きにしんを鍋に並べて、煮汁を注ぎ、落し蓋をして中火で沸騰させま
す。沸騰したらとろ火にして2時間程煮ると、びっくりするくらい柔らかくて、
美味しい「身欠きにしんの甘煮」の出来上がりです。
そばの作り方は誰でもご存知だと思いますので省略します。
8.どんぶりに盛られた蕎麦に「身欠きにしんの甘煮」をのせて、きざんだ三つ葉、
もしくは長ねぎを添えて「にしん蕎麦」の完成です。
しかし、ここまで本格的な「身欠きにしんの甘煮」はそうそう作りませんので、市販
されている「甘露煮」に手を加える程度でもいいですよ。
ただし、味の違いは歴然です!!!
「にしん蕎麦」と言えば、京都が有名ですが、私は本場の京都で食べたことがあり
ません・・道南、江差町で食べた「にしん蕎麦」が美味しかった・・・
にしん漬け 
※用意する物
漬物樽(1斗樽!!)
石(重し)かなり重いやつ・・・
魚 ・ 身欠きにしん(完全に乾いた物) 10本位
調味料 ・ 塩 120〜130g
赤唐辛子 7〜8本
その他 ・ キャベツ 1個(大)
大根 3本(中)
にんじん 1本 生姜 80g
麹 300g
まず「身欠きにしん」の下準備があります。
大き目のタッパーウェアに「身欠きにしん」を入れて米のとぎ汁で完全ににしんが埋
まる様にして浸けて、冷蔵庫で一晩おきます。にしんがある程度柔らかくなってきた
らタッパーから取り出して身欠きにしんの頭、ヒレ、ウロコを取って洗います。
先程の「にしん蕎麦」を紹介したときと同じです。
それと、大根は漬物用によく洗って4〜5日干しておきます。
ここまで「身欠きにしん」と「大根」が準備されてからが漬物の作業開始です。
1.身欠きにしんを3cmくらいの短冊に切ります。
2.キャベツは大きくざく切りにし、大根も大きく乱切りにします。にんじんと生姜
は千切りにします。
3.赤唐辛子は種を抜いてちぎっておき、麹はバラバラにほぐしておきます。
4.漬物樽(黄色くて丸いタイプが雰囲気も一番!)に漬物用のビニール袋を入れて
キャベツ、大根、にんじん、生姜を混ぜ入れ、赤唐辛子、身欠きにしんをのせて
麹と塩を均一にまぶします。(1回で終わらせてはいけません!)
この作業を2〜3回に分けて、用意した材料を全部入れます!!
5.最後に中ぶたをおいて、石(重し)をのせます。
3週間寒いところ(我が家は物置)に放置・・・・・
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6.いよいよ樽から取り出し・・・器に盛ります!
7.ガリガリの大根と身欠きにしんの味がもぅ、「最高〜」
塩が薄いと感じたら、しょうゆをかけるのも、また美味しいのであります。
今回は紹介しませんでしたが、生のにしんを食べる場合は、煮ても、焼いても好きで
すね〜でも、どちらにしても数の子の入ったメスがおすすめです!
「塩数の子」や「味つき数の子」と違って、「ホクホク」して美味しいですよね!
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